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2014年3月6日更新

第11回なにわ美術展終了致しました。
参加作品218点、ご来場数1,125名

第11回なにわ美術展

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  たくさんのご参加、ご来場有難うございました。

今回の参加作品の吉見先生の概評です。

 第十一回展は昨年を上回る二一八点の出品。サイズも五〇号大が急増、皆さんの"やる気 "が伝わってくる。

  作品のレベルもぐーんと上昇、モチーフも多種多彩で受賞作の選定は難航し、会場設営の変更をも余儀なくされるといった何とも嬉しい悲鳴もあがった。かといって特に傑出した作品もでなかったが・・・

 個別評に移ろう。宇賀道臣の大阪港は、シンプルな構成ながら画面は鋭い。末信楯次の農村への眼差しは温かでユーモアに充ちている。井関光世はモノトーンの世界、黒猫の群像には表情がある。原昭弘の緑に覆われた廃屋に注がれた愛惜・・・・。

  郷愁漂う豊田政男。他にも旅情を描いた米田美枝子、徳田好子、森田俊夫、山地恵。

 今日の問題点を扱った力作、石黒瑛治の戦禍の果てや、3・11後始末を表現した壺井克子、藁と打ち捨てられた農具の残骸を描いた上平祥。勤務後の開放感そのものの馬場幸邦の飲食店内。沖田明彦も独自の描写で工場を俯瞰、写実派も充実した顔が揃う。徳野千惠子、竹内慶吉、本山美代子、山本正敏、泉川博之、今井明子、尾﨑文子、杉坂久美子、各人とも独自の作風を拓きつつある。墨一色で見せる小川仁、祭りの坂口紀世子。

  ファンタジーを滲ませる大谷繁信、精緻な技巧を駆使する奥家友一郎。抽象系では森博子、澤田美津子。小林基の波も大胆。他にも服部惠美子、峯恒雄は複雑な色調タッチで人物像に挑んだ。 コラージュで構成された荒田穂は、いつものように新しい表現を試みている。

 以上の他にも、多くの魅力的な作品が見られたが省略させていただく。

 諸作品とも、このまま描きすすめ、描き込んでいかれ、それぞれ作者のもっている世界を深めていただきたいと思います。 (敬称略)

以上

平成二十六年三月三日 自由美術協会会員 吉見敏治

入賞者一覧は下記の通りです。

第11回なにわ美術展 入賞者一覧
優秀賞 大阪府知事賞 末信 楯次 豊年満作
大阪市長賞 宇賀 道臣 大阪港 浚渫(しゅんせつ)
大阪労福協会長賞 豊田 政男 早朝出勤風景(モロッコ・フェスの街角)
大阪労働協会理事長賞 井関 光世 片隅で生きる
なにわ美術展賞 原  昭弘 廃墟
奨励賞 竹内 慶吉 水盤舎に漬る
本山 美代子 旅先の冬景色
馬場 幸邦 アベノミクスのおかげや!もう一杯
山本 正敏 鳥の飛ぶ日
泉川 博之 刻の流れ2014(ときのながれ)
峯  恒雄 貴婦人
大谷 繁信 「ヴァイオリン」
壷井 克子 それでも又明日(あす)がくる
小川 仁 永平寺唐門(墨絵)
石黒 瑛治 破滅(気がついたら戦争が始まっていた)
奥家 友一郎 到着
沖田 明彦 基盤
徳野 千惠子 廃窯
佳 作 上平 祥 時代の片隅
森  博子 いきるものたち(刻 トキ)
小林 基
杉坂 久美子 祭り
尾﨑 文子 ふる里の青龍洞
山地 恵 白浜荘
澤田 美津子 浮遊(ふゆう)

次回第12回なにわ美術展の予定です。


  • 会 期 2015年2月27日(金)~3月4日(水)
  • 搬入日 2月21日(土)、22日(日)
  • 審査日 2月26日(木)午後3時~
  • 表彰式 3月 2日(月)午後7時~
  • 搬出日 3月4日(水)午後4時~

大阪労働者福祉協議会 第11回なにわ美術展事務局
〒540-0031
大阪市中央区北浜東3-14
エルおおさか(大阪府立労働センター)4F
TEL 06-6943-6025  FAX06-6943-5347
メール osakarofukukyo@yahoo.co.jp

ご案内チラシ(PDF)