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2017年5月9日更新

第2回労働者自主福祉講座 開催

 4月22日(土)13時30分より、第2回労働者自主福祉講座を開催しました。プログラムは以下の通りです。

  • 講義Ⅰ 労働者自主福祉運動の“これまで”と“これから”
    講 師:中央労福協アドバイザー 山本幸司氏
  • 講義Ⅱ 「子どもの貧困」の現状と私たちにできること
    講 師:1人親家庭支援 NPOあっとすくーる 理事長 渡剛氏
  • 報 告 奨学金問題の現状について
    報告者:中央労福協事務局次長 栗岡勝也氏

 講義Ⅰでは、直視すべき現代の日本社会の問題を5点挙げられ(①雇用・就労形態の変化と劣化、②持続可能性を脅かす人口動態、③家族類型の変化による家族機能の変化と低下、④長寿社会の到来、⑤グローバリズムの進行と政府のガバナビリティーの低下)、あらゆる既存のシステムが時代の要請に応えられず機能不全に陥っていること、そのことが圧倒的多数を占めている日本の中間層に大きな影響を与えていることが述べられました。また、働くことを軸とする安心社会の創造するために、福祉事業団体(ろうきん・労済)、労組、NPO等が連携を取り、労働者自主福祉事業を幅広く展開し、労働者福祉のウイングの拡大を目指すことが重要だと訴えられました。

講座のようす

 講義Ⅱでは「家庭環境で将来を左右されることがないように」との思いから、あっとすくーるを設立されたこと、子どもの貧困とは「貧乏+孤立」、「お金がない+頼れる先がない」こと、「頼れる先がない」ことが事件や悲しい結末を生むことが報告されました。

講座のようす

講座のようす

 報告では、今年3月に実現した給付型奨学金制度の取り組み過程や成果について、詳しく説明いただきました。
講座のようす

 今回の講座には 129名もの参加を得ることができました。アンケートからも非常に好意的に捉えられており、今後引き続きテーマを考えながら、自主福祉運動を拡げていく取り組みを進めていきます。