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2016年4月27日更新

労働者自主福祉講座を開催!!

 4月10日(日)大阪労福協主催・「労働者自主福祉講座」を開催しました。この講座は2015年度の事業計画にて「これまでの労働者自主福祉運動を振り返るとともに、歴史の継承と運動の発展を大阪の地から発信していく」ことを目的として、連合大阪構成組織・地域労福協、事業団体(近畿ろうきん大阪地区統括本部・全労済大阪府本部)、大阪府生協連等会員団体、及び関係団体に参加要請し、 191名の方々に受講いただきました。

 開会に先立ち、日本で最も長い歴史を持つプロの交響吹奏楽団である「Osaka Shion Wind Orchestra(通称Shion)」(旧大阪市音楽団)のウェルカム演奏で参加者をお出迎え、講座のスタートを華々しく飾っていただきました。

Osaka Shion Wind Orchestra(通称Shion)のウェルカム演奏

Osaka Shion Wind Orchestra(通称Shion)のウェルカム演奏

 講座Ⅰでは中央労福協アドバイザーの高橋均氏より、「歴史から学ぶ労働運動・労働者自主福祉運動の理念と課題」と題し、労働金庫・全労済の誕生に労働組合がどのように関わってきたのかを歴史を振り返りながら、成り立ちを含め詳しく講義していただきました。

 受講者からは、「成り立ちや歴史が理解できた」「これから労働者自主福祉運動を進めていきたい」「目からウロコの内容であった」「原点に立ち返り、推進を」「共済活動が重要な活動であることを改めて認識した」等、非常に前向きな意見が多く、今後この活動を実践する重要性について理解いただけたものと判断します。

講座のようす

講座のようす

中央労福協アドバイザーの高橋均氏

中央労福協アドバイザーの高橋均氏

 講座Ⅱでは中京大学の大内裕和先生より、「変えよう!奨学金~持続可能な社会に向けて~」と題し、現在の奨学金制度の問題点や社会に与える影響について、具体例を交えて詳しく説明いただきました。

 受講者からは、奨学金の利用の有無、子どもの有無等、受講者それぞれの立場は違いますが、「奨学金が抱える社会的構造を知ることができた」「奨学金と少子化がこれだけ関係しているとは…」「様々な場面・人に影響を及ぼす」「周囲の人に広げることが必要」「参院選の焦点にすべき」等の意見が出されました。また、会場の雰囲気は、講義が進んでいくにつれ受講者の表情がみるみる変わっていくような感じを受け、最後は「何とかしなければいけない」というように変わってきました。それだけ多くの受講者が衝撃を受けたものと思います。

中京大学の大内裕和先生

中京大学の大内裕和先生

 今回のテーマは、非常にタイムリーな話題であったことから、受講者にとってもかなり好評であったと考えます。ただ、本当に大事なことは「講座が成功裏に終わった」ということでまとめるのではなく、「第1歩」を踏み出すことができたと捉え、今後本当の意味で自主福祉運動を大阪に、地域に拡げていくことが肝要だということを私たちが再認識し、今後の活動に役立てていくことだと思います。