チキチキちい記〜地域労福協だより

鉛筆アイコン351号 河内地域労福協(2011年10月18日)

1.2011年海外労働事情視察団 カンボジア・ベトナム視察を行いました。

 7月2日(土)~7月7日(木)の日程で、河内労福協と連合河内の合同でカンボジア・ベトナムの労働事情の視察を行いました。

  この時期、カンボジアは雨期のため、スコールによる道路の冠水なども覚悟していましたが、この間、全く降雨にあわず、梅雨の晴れ間がつづき、現地のガイドも驚いていました。

  カンボジアではシェムリアップに滞在しました。アンコール・ワット、アンコール・トムなどのアンコール遺跡を巡りました。アンコール=都、ワット=寺院、トム=大きいという意味だそうです。シェムリアップ周辺には、大小あわせ数百の遺跡がありますが、ほとんどが風化や内戦などで破壊され、宝物は持ち去られています。壁一面に掘られた彫刻やレリーフはどれもすばらしく、物語が彫られています。日本を始め海外の支援により、修復を行っていますが、崩れた石をパズルのように積み重る作業は、気が遠くなりそうです。また、アンコール・ワットはヒンズー教の寺院、アンコール・トムは仏教の寺院で、過去に宗教戦争があり、負けた側の仏像の首を切り落とし略奪や破壊され、見学したほとんどが首や顔のない仏像ばかりでした。貴重な宝物は、アンコール博物館に展示しています。

アンコール遺跡
アンコール遺跡
アンコール遺跡
アンコール遺跡
アンコール遺跡
アンコール遺跡

  観光地に行くと、必ず寄ってくるのが、物売りの子供たちです。幼い子供たちが、つぶらな瞳を輝かせ、情に訴えながら、片言で民芸品などを買ってほしいとせがんできます。以前と比べ物売りの子供たちの数は減ったものの、貧困で学校にも行かず物売りで生計を立てています。後ろから大人(親?)が子供たちを監視していたのが印象的でした。

  ワット・ロカー小学校に慰問に行きました。この小学校は、連合大阪北河内地域協議会など組合員のカンパにより数年前に建設した学校です。教室に照明はついていませんが、窓からの光を床から天井に反射し、教室全体を明るくする工夫が施されていました。以前訪問した連合大阪高齢者退職者会の皆様が寄付を集め、新たに図書館を併設しました。

  小学校では、子供たちの歓迎をうけ、日本から持参した大量の衣服と文房具を寄贈しました。また授業風景も見学してきました。ここでは年齢によって学年が分けられるのではなく、学力によって分けられます。学校は二部制で、午前中が低学年の授業、午後から高学年の授業です。日本と同じ小6・中3・高3年制です。裸足の子供が多く、けがをして破傷風などの病気にかかり、命を落とすこともあります。中心街には、フランスや日本が支援している病院があり、無料で診察しているとのことですが、子供を抱き、診察の順番を待つ母親の長蛇の列が印象的でした。

  カンボジアの平均月収は、$100~200程で、教師の平均月収は$80と少なく、授業の後、アルバイトが認められています。 暑い気候であるため、朝は早くから働き、12時間ほどの長時間労働であるが、日中は昼寝が日常的です。

ワット・ロカー小学校
ワット・ロカー小学校
ワット・ロカー小学校
ワット・ロカー小学校
ワット・ロカー小学校
ワット・ロカー小学校
ワット・ロカー小学校
ワット・ロカー小学校
ワット・ロカー小学校
クメール伝統織物研究所

 日本人が経営しているカンボジア伝統絹織物工場「クメール伝統織物研究所」を見学しました。昔ながらの製法で一枚一枚丹念に絣を織っていました。オーナーの森本氏は「現地の女性が子連れで安心して働ける職場を作りたい。もっと良い製品を作り、みんなに喜んでほしい」と語っていましたが、経営は自転車操業とのことでした。

 現地のNPO法人「子供たちの笑顔を守る会」の孤児院に訪問しました。貧しい農村に生まれた子供たちは、生活の糧に、わが子を近隣諸国へ売られ、そこでは物乞いや強制労働、売春などを強要されます。近隣諸国へ連れて行かれる直前で保護され、強制送還された子供たちを受け入れている施設です。

 親元へ返すと再び人身売買されることもあります。子供たちは、親に捨てられたことで心に大きな傷を負っています。その子供たちを救済するためボランティアで教育と育成活動を行っています。子供たちは、流ちょうな日本語で自己紹介をしてくれました。裏庭でとれた芋や果物をごちそうになりました。子供たちとふれあい、楽しいひとときを過ごしました。

NPO法人「子供たちの笑顔を守る会」
NPO法人「子供たちの笑顔を守る会」
NPO法人「子供たちの笑顔を守る会」
NPO法人「子供たちの笑顔を守る会」

 トランジットでベトナム・ホーチミンに立ち寄りました。数年前と比べ、街は近代的な建物も増え、きれいになっていました。相変わらずバイクが多く、台数も増えていました。

 125ccのスクーターに3人乗りは当たり前、安全のためヘルメットの着用が義務づけられたそうです。現地ではホンダ=バイクの意味です。これだけの台数が縦横無尽に道路を走る姿は、アリの行列のようでした。交通事故も多いとのことですが、滞在中、1度も見かけませんでした。

ベトナム・ホーチミン
ベトナム・ホーチミン

 観光で、必ず立ち寄るのが、ベトナム戦争証跡博物館です。戦争の殺りくのすさまじさを後生に残すべく展示された品々は、心が痛む物ばかりです。特に、枯れ葉剤の散布により多くの奇形児が生まれました。写真や標本を見るたび人間の愚かしさや悲惨さを感じます。武器や弾薬、戦闘機や戦車の兵器などが展示されています。

ベトナム戦争証跡博物館
ベトナム戦争証跡博物館

 ベトナム歴史博物館は、原始時代から始まりアジアの古代美術品を展示しています。古代の石仏像などアンコール遺跡と共通した文化を感じることができます。また、ミイラも安置されていて間近で見ることができます。日本語での解説がないのが残念です。

ベトナム歴史博物館
ベトナム歴史博物館

 ここでも観光客と見ると、売り子が寄ってきます。カンボジアでは子供が1ドルで商品を買ってくれと来るが、ベトナムでは、若い女性が千円と寄ってきます。観光バスの後を追いかけてきます。商魂たくましく、バイタリティーを感じます。

 カンボジアもベトナムも戦争や内戦を経てきました。多くの人々が犠牲となり、経済も疲弊しました。今後、東南アジア諸国も近代化が進んでくると思います。その中で貧富の差が生まれてきます。貧困で犠牲になる子供たちも多くいます。子供たちの澄んだ瞳を見るとうれしくなりますが、潤んだ瞳を見ると悲しくなります。貧困がなくなり、世界中の人たちが平和で幸せに暮らせる社会がくるように祈っています。

2.ボウリング大会を開催しました。

 7月27日(水)に、河内地域労福協は、八尾ボールアローにて恒例のボウリング大会を開催いたしました。昨年から大阪府決勝大会(大阪労福協主催)がなくなり残念ではありますが、盛夏のまっただ中、各地区や事業団体から26チーム・103名の参加があり、盛大に開催することができました。

ボウリング大会

 競技方法は1チーム4人で2ゲームのトータルスコア(女性には1ゲーム20ポイントのHCが与えられます)で競いました。  

  当日は、個人戦・団体戦ともにハイレベルのゲ-ムとなりましたが、激戦を勝ち抜いたのは、団体戦では、田中紙管チーム、個人戦では、八尾水道チームの浅田正雄さんが見事優勝されました。

ボウリング大会
ボウリング大会

 ゲーム開始は18:30でしたが、ご参加いただいた皆様のご協力で、無事終わることができましたことを改めて感謝申し上げます。

 また、大会運営にお世話をいただいた連合八尾・柏原地区協議会の皆さん、大変おつかれさまでした。

団体戦 優 勝 田中紙管チーム 394.5P
(平均アベレージ )
準優勝 八尾水道チーム 358.0P
(平均アベレージ )
3 位 八尾現業チーム 335.3P
(平均アベレージ )
個人戦 優 勝 浅田 正雄さん 394.5P
準優勝 村上かよ子さん 358.0P
3 位 山下 康博さん 335.3P
ボウリング大会

3.スポーツ観戦会に行ってきました。

 河内労福協は、9月7日(水)にスポーツ観戦会を阪神甲子園球場にて、阪神VS広島戦のプロ野球ナイターゲームのスポーツ観戦会を開催しました。

阪神VS広島戦

 初めての企画なので、どのくらいの参加者か予想がつかず、30枚のチケットを準備しましたが、即完売してしまい大盛況でした。

 当日は、秋空のもと晴天にも恵まれ、絶好の観戦日和でした。参加者には、労福協よりおつまみの詰め合わせ、ジェット風船、労金うちわ、全労済ウェットティッシュ、ヒッティングマーチ歌詞カードのセットを配布し、たいへん喜んでいただきました。

 肝心の試合結果は、一回に阪神が新井貴のタイムリーで1点を先制したものの、六回広島に追いつかれました。しかし、秋の訪れとともに、主砲が復調。新井貴は同点で迎えた七回には、柴田と鳥谷が四球で出塁し作った二死一、二塁の好機で福井の直球を強振。中方向へ打ち返された打球は、勝負を決める決勝の2点適時打となりました。結果、新井貴が3打点を放ち、阪神5-1広島で快勝、セリーグ2位に浮上し、秋の空に六甲おろしがこだました。

阪神VS広島戦
阪神VS広島戦

 大盛り上がりの甲子園。また、企画してほしいとの強い要望もあり、来年は、阪神がAクラス入りできれば、開幕戦を観戦したいと企画を練っています。

 ゲーム開始は18:30でしたが、ご参加いただいた皆様のご協力で、無事終わることができましたことを改めて感謝申し上げます。

 また、大会運営にお世話をいただいた連合八尾・柏原地区協議会の皆さん、大変おつかれさまでした。

阪神VS広島戦

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